みなさんは人に頼みごとをするの上手ですか?
頼みごとを人にするのは嫌がられるんじゃないか?と思われるかも知れませんが、
心理学者ジェッカーとランディの実験で、
「頼みごとをする人」と、「しない人」では
頼みごとをする人の方が圧倒的に好かれる!!というデータがあります。
結論から言うと、頼み事がうまい人は人に好かれやすく仕事の成果も出やすいです。
この記事を見つけた方は、
「いやー、人に頼むの苦手だなぁ」
「いやいや、めっちゃ人に頼むしっ!!」
って方など多くいらっしゃるかと思います。
頼み事が苦手だった僕が、頼み事をするのが得意になるまでに何をしたのか?
その答えは『言葉を操る』ということでした。
筆者紹介
- カラスイという名義で日常心理学を発信中
- 育成が趣味で出会ったメンティ500人オーバー
- 8歳になる娘と楽しく成長中
この記事は、こんな方におすすめ
- 自分だけ仕事を抱えがちな人
- 人に頼むと遅くなると思っている人
- 他人をそもそも信用していない人
「押し付けること」と「お願いすること」は似ているようで違います。
ただ単に仕事を代わりにしてもらうという概念で終わらず、
その先にあるコミュニケーションの向上や仕事の効率化が見えてくるようになれば
人としての魅力も大きく変わってきます。
この記事を最後まで読むことで、頼み事をすることへの価値観が変わり人に好かれやすくなりますので
人に好かれる頼み方を学んで、これからの生活に役立ててみてくださいね。
⬇️参考資料を無料で試し読みできます。
黒い心理学をDaiGoさんも紹介されていますのでこちらも参考にどうぞ。
目次 調べたいところを選んでね
なぜ頼みごと上手が好かれるのか?
一般的に頼みごとをすると
嫌がられたりするんじゃないの?って思いますが、
実は逆で好かれるというデータがあります。
これは人類の進化論とかにもあたるんですが、
人類は助け合うことで食物連鎖の頂点になりました。
その名残なのか、人は頼みごとを聞くことで
自分の存在意義や信頼を得たいと思う思考になるのだそうです。
ですので、頼みごとをされることは「自分は頼られている」と思い
組織に必要だと感じるので、頼みごとをすること自体には実は良い効果があるんですね。
これは恋愛においても、尽くしてくれる人よりたくさん頼ってくる人の方が好かれやすいという
方法にも活用できますよ。
⬇️頼み事が上手い人は恋愛もうまくいきやすい傾向にあります。
モテる人とモテない人の違いは「空気作り」モテる人がしている行動5選
失恋から立ち直れない男性に必要なたった1つの解決法は結局これ!まとめ
頼みごとが下手な人と上手い人との違い
じゃあたくさん頼みごとをすればいいのか?というとそうではありません。
周りにいませんか?自分の仕事を部下に頼みまくって嫌われてる上司や先輩。
これは何故嫌われるのかと言うと、頼みごとをする相手の許容量を超えていたり、
頼むタイミングが相手の作業が集中している時に横やりで頼むことが原因です。
『あいつは人にものを頼んで、こっちが見えるところでサボってて自分より給料が多いのかよ』
みたいな感じですね。
人が頼みごとを受け入れやすいタイミングと、
拒否しやすいタイミングがあるのでそちらは後ほど説明しますね。
頼みごとが上手い人は、頼む相手が今何をしていて、
このくらいは出来るだろうなと判断した上で成長させる為の頼みごとだったり、
信頼しているから任せるんだよと言った頼み方をします。
頼まれた方はおそらくそんなに嫌な気はしないはずです。
(嫌いな人から頼まれたらそもそもな話になりますが、、)
頼むのが上手な人は、頼みっぱなしにせず自分からその人の仕事を手伝ったりして
信用を得たりすることが上手なんですよね。
⬇️参考資料を無料で試し読みする。
頼みごとをするにはタイミングがある
人に頼みごとをするにはいくつかタイミングがあります。
簡単に言うと「機嫌が良い時」です。
ってなるかもですが、
意外と人に頼む時って自分の『時間軸』でお願いしちゃったりするんですよね。
自分の時間軸とは、自分が聞きたいタイミングで聞いてしまうことです。
もちろんすぐに頼まないといけない時は、
頼みごとの重要性を伝えて優先順位を上げてもらう必要があります。
緊急でお願いをした時は、あとで感謝の言葉を忘れないようにしましょう。
時間帯としては、人の思考が鈍る時間帯があり、
例えば
ご飯を食べた後が1番思考が鈍っているので頼みごとが通りやすいです。
一般的な仕事の人だと休みの前の日、
例えば
金曜の夕方とかが狙い目です。
逆に頼みごとが拒否されやすいのが休み明けの朝一(月曜日)などですね。
休日が終わる頃、「あぁ、仕事行きたくないなぁ」と思っている人が多いからです。
ブルーマンデーってやつですね。
これらのタイミングを上手く使いこなすと、
意識的に頼みごとを通しやすくしてさらに相手の気分を良くする効果がありますので
試してみてくださいね。
⬇️頼み事をしながら時間管理をうまくするには、こちらの記事も参考にしてみてください。
作業効率の悪い人が今すぐに身につけるべきスキル『時間管理』を解説!
頼み事を未来に設定すると通りやすくなる
人は、
『目の前のお願い』と『未来のお願い』だと、
『未来のお願い』を受け入れやすい傾向があります。
1週間とか1ヶ月先だと
内容がふわっと感じるからだと思われます。
頼みにくいことがある場合は、
未来の時間を予約する頼み方を利用するのも
1つのテクニックですね。
頼みごとが上手い人は出世しやすい?
頼みごとが上手いと言うことは、人を良く観察出来ているということですよね?
つまりは空気を読めるスキルがあるので、周りには安心感を与える存在であると共に
自分の意思を表現したり人間力が高い存在だと思います。
これからの時代はAIに簡単な仕事から難しい仕事まで奪われていく時代に変わります。
その中で人がAIに勝てるもの、、それは人間力に他なりません。
仮に今はまだそんなに力がなかったとしても、意識的にお願いをする方法や観察する力を鍛えることで仕事の能力が上がったり、
人間力が鍛えられますので10年後、機械に仕事を奪われない為にも身につけておいて損はないスキルだと思います。
⬇️空気が読めれば人間関係に悩むことが減ります。
空気の読み方って知ってる?「空気を読む」方法をこっそり解説します
頼みごとが上手い人は心理学コミュニケーションを実践している まとめ
今回は「頼みごとが上手い人は心理学コミュニケーションを実践している」について
書いてきました。
「あいつに頼むくらいなら自分がやった方が早い」とかを繰り返していると、
人の成長や自分の成長する時間を摘んでしまうことにもなります。
時代は常に変化していきますので、ずっと同じ考え方をしていると
成長の思考停止をする恐れがありますので
「上手い頼み方」を身につけて、周りの人と協力し合える関係性を作ることが
楽しい時間の作り方にもなります。
頼みごとは悪いことではありません。
が、必ず頼む相手のことを気遣ったり、自分はそれよりもっと仕事をしたりすることで
人間力がさらに鍛えられますので、
人から好意を持たれる簡単な頼みごとをする所から始めてみませんか?
⬇️参考資料を無料で試し読みする。