毎年7月ぐらいになると、新卒の方達が会社で働きだしてから
少し社会というものに慣れてくる頃だと思います。
そして今まであんまりバイトや部活などをしてこなかった方は、
特に会社の人間関係につまづいたりする頃でしょう。

今回の「仕事が早い人と遅い人」では何が違うのか?ですが、
組織で仕事を学んでいく上で必要な「質問力」があるか?が関係してきます。
筆者紹介
- カラスイという名義で日常心理学を発信中
- 覚えの悪さを継続力で全てカバーして生きてきた
- 6歳になる娘と楽しく成長中
この記事は、こんな方におすすめ
- 仕事を早く覚えて自分のポジションをキープしたい
- 人間関係を良好に保つ方法を知りたい
- 仕事ができる存在になりたい
僕も特に人間関係を仕事に求めるタイプではなかったので
わりと苦しんで(上司に嫌われたり)仕事に行くのが嫌になっていました。
社会と会社は大きなレールに乗ったは良いものの、
実はそれがどこに向かっているかわからない怖さがあるのです。
そんな戦国的な環境の中生き抜く為に必要なスキルの1つである
『質問力』について解説していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことであなたの質問力が上がり、自然と仕事が早くなるので人間関係も良好になります。
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「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです
目次 調べたいところを選んでね
仕事が早い人と遅い人はここが違う!!評価を爆上げする『質問力』とは?
みなさんは質問力と聞いて、「え?聞けばいいんでしょ?」
くらいに思っているのではないでしょうか。

実は質問って社会だとあんまり出来ない風潮があります。
何でかというと、会社とかで働いている人はそれぞれ自分の仕事があって、
役割とかもあるのでいちいち新卒のレベル1の人を大切に育てることをしないからです。
(最近は少し見直されてメンター制度とか始まりましたが、、)
メンター制度 メンターを育てないとメンティーは辞めていく話
仕事している人にうっかり質問しようものなら、すごい嫌な顔をされて
「何?」って感じでこっちがメモ取る暇もないほどに高速で説明されます。
メモを取る習慣がない人だったら終わりですね。
2度聞こうものなら「前に言ったよね?」
(つかえねーやつ)と烙印を押されてしまうのです。
僕が会社に入った時は特殊な販売業で未経験だったこともあり、
昔の仕事で培った対人スキルでお客さんとの会話はなんとかなるものの、
知識的な話になると聞きに行かないと分からなかったので、
その都度聞きに行って嫌な顔されてました。
まぁ僕的には社会って厳しいって言うし、こんなもんなんだろうな、、って思っていました。
次第にお客さんに知らないことを質問されることが段々恐怖に変わり、
自然な接客も出来ていなかったと思います。
今思えば、何で毎回質問しに行って嫌な顔されて、お客さんの所に戻って説明して、
またわからないことがあったら聞きに行って、、を繰り返させられたんだろうと思いました。
普通に考えたら、下っ端が困っていたら代わりに入ってフォローして、
あとから「こうこうなんだよ」って説明してくれたらいい話なんですよね。
当時僕の周りには同期とかもいなかったので、そんな環境で
「使えないやつ」という烙印を押され、違う店舗に応援ばかり行かされるという形の
ハラスメントを受けていました。
⬇️パワハラ対策にはこちらの記事を参考にしてみてください。
パワハラ上司にまだ悩んでるの?!知っておくべき実践解決方法『5選』
コミュニケーション能力が低い人には質問するな!!
質問をするときの前提として「コミュニケーション能力が低い人には聞かない」ことです。
少人数の仕事場だとどうしても苦労はしますが、
コミュニケーション能力が低い人に聞いた所で教えることもおそらく上手くないでしょうから
「聞くだけムダ」なんですよね。
聞いてこないからやる気ないのか?って思われるかも知れませんが、
無視して出来ることだけやってれば大丈夫です。
そのうちその職場の人が変わるか、違う場所に異動させられるかもしれませんが、
その場所でムダなストレスを抱え続けるよりはよっぽどいいです。
質問力を鍛えるには、ある程度きちんと答えられる人に質問を用意していくことが
質問力を上げるポイントとなります。
ここで注意したいのが、自分で調べられることを調べた上でどうしても専門的なことであったり
わからないことを質問するようにしましょう。

あるからです。

仕事を何でもかんでも教えてもらえると思う考えは成長を止めてしまいます。
社会人とは自分で調べる能力を鍛えることで、仕事の精度が上がったり
いろんな応用がきくできる人になっていくものなのです。
ポイント
- 1度教わったことは2度以上は質問しない
- 1度聞いた情報の中から次のステップにいくために必要なことはまず自分で調べる
- 質問して返ってくるであろう答えを予想しておき、それに対して質問する用意をする
仕事が早くなるには、観察する力を育てること
質問をする時は「聞くタイミング」を見極めないといけません。
自分のタイミングだけではなく、聞く相手側にもタイミングがあり、
そのタイミングを見て話しかける「見る力」を同時に使わないといけないんですよね。
タイミングをミスると「今話しかけて言い訳ないだろ!!空気読め」って言われることもあります。

そうならないためには相手がなんの仕事を今していて、話しかけても大丈夫かな?と
見て判断する能力が必要となるのです。
少しむずかしいですが「見る力」は今後の仕事のスキルアップにも使えるので
身につけて起きたいスキルです。
ぶっちゃけよくわからなかったら、
「今話しかけてよろしいですか?」くらい下から行けば大体許してくれますので下からいきましょう。
そもそも「聞く」ってことはその人の時間を「奪う」っていうことですからね。
当時の僕はそれがわかっていなかった、、(そもそも上司が微妙だったのもありますが、、)
人の時間は有限で、自分は少しのことだと思っていても、
その人の時間とは価値が違う可能性があるからです。
有能な人ほど時間管理にストイックで、自分の1秒の価値を知っています。
なので、あなたが「1分ぐらいなら聞いてもいいじゃん」と思っていても、
その人からすれば1分も時間を奪われると思うかもしれませんので気をつけましょう。
質問力×見る力×行動力で仕事は3倍早くなる
とはいえ、わからないことを「聞く」ことに罪はありません。
むしろ向上心がある分素晴らしいことだと思います。
なので、上記に書いた聞く力は、コミュニケーション能力が低い人には気をつけて聞く
という意味でOKです。
しかし、あからさまにググればわかることなどは極力質問しないようにはしておきましょう。
今の世の中ネットには情報が落ちていますので、ググってもわからなかったことを
まとめておいて、それを聞くタイミングを「見る」ことは身につけておいて
損はないスキルですので、、
あとは聞いた内容を行動にすぐ移せるかがポイントです。
質問をされた人は、質問してきた内容を実際に活かしてくれているかを見ています。
そこで活かされていなければ、仕事の評価は上がらないでしょうし
聞かれた側の時間もムダになってしまいます。
よほど教育が好きな上司や先輩出ない限り、何度も同じことを聞いているのを見たら
少しがっかりされることは間違いありません。
ですので、「聞く」ということに責任を持ち、実践できちんと行動して成果を出すことで
会社での信用を得ることが出来るのです。
社会人2年目に突入してメンタルがつらくなった時に考える2つの決意と行動とは?
仕事が早い人と遅い人はここが違う!!評価を爆上げする『質問力』について解説 まとめ
今回は仕事が早い人と遅い人にはどんな差があるのか?を紹介しました。
仕事を早い人は自分で調べる努力をしてから質問ができるので「質問力」が高い。
質の良い質問をするので教える方も「わかってるなこいつ」となり、
評価が上がるので人間関係も良好になりやすいです。
少し注意なのが、それを妬みに思う先輩もいるので攻撃されるようならその先輩より上の人に「質問」を
していくと良いでしょう。
大事なことは
- コミュニケーション能力が低い先輩に聞かない
- 「聞く」前にググって、わからないならメモにまとめてから「聞く」
- 「聞く」タイミングを「見極める」
- 教えられたことをすぐ行動で示す
- 成果が出たら感謝を伝える
ということです。
僕の場合は運が悪かったのかも知れませんが、こうして今も仕事が続いていますし、
向上心のある後輩には時間をいくらでもさきます。
ですが、社会はそんな人が少ないことも知っていますので、
まずは自分の「聞く力」を身につけて投げやりにならずに
1年は続けてみると違う景色も見えるかもしれませんよ。
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