みなさんは毎日ご飯を食べたり服を着替えたり仕事したり、
何かしらの『選択と決断』を常にしています。
結論から言うと
『決断力』が高い人は、人生の『幸福度』が高いということがわかっています。
『選択する力』に関しては何となく知っている方も多いと思いますが、
この『選択する力』をさらにを鍛えることで『決断力』が高まり、
お金より価値のある『時間』を生み出すマインドについてお話します。
この記事は、こんな方におすすめ
- 毎日ダラダラと時間が過ぎてしまう
- いつかやりたいがたくさんある
- お金より時間が大切だと気づき始めている
目次 調べたいところを選んでね
選択力の意味を理解するほど人生の『幸福度』を高めることができる
まず『選択する力』とはその名の通り
『必要なもの』か、『そうでないもの』を選ぶ力です。
これは目に見えるものから目に見えないものすべてを含みます。
小さい頃からこの『選択力』を習慣化されている家庭で育った人は、
身の回りの整理整頓や、頭の中の整理整頓がうまい傾向にあります。
整理整頓された身の回りや頭の中は、常に効率化された行動をしやすい状況にあるので
他人より『時間』を生み出す能力も高いことがわかっています。
注意点として、選択や決断によってもたらされた 『結果』そのものは
選択できないということです。
『結果』 は絶対的なものではなく相対的なものであって、
その 『結果』を受け入れることも『選択力』に含まれているといえますね。
選択するには選択肢を分析することから始まる
人はものごころがつくようになると、日常生活で必要な簡単な選択は
無意識で行えるように習慣化されてきますよね。
(食事や着る服の選択)
今回は少し大人の『選択』についてなので、身の回りと頭の中の整理整頓については
別記事を参考にしてみてくださいね。
例として
『何となく服が欲しい』と思ったとします。
ここで頭に選択肢として考えられるのが、
- すぐに出かけて服屋さんにいく
- ネットで購入する
- 値段や機能性をリサーチする
などですね。
1、すぐに出かけて服屋さんにいく
出かけ先でたまたま良いものが見つかって衝動買いするとかは良いのですが、
どんな服を買うか?のイメージもなく服屋さんを巡る行為は、
『時間』を垂れ流すムダ行為ですのでやめましょう。
(デートでぶらぶらなどが目的ならOK)
目的は『服が欲しい』なのにイメージが明確でない場合、
よほど運よく自分の予算と折り合うものが見つからない限り購入まで至らないでしょう。
(これが1番時間のムダです)
2、ネットで購入する
ネットは接客をされることが苦手な人には最強なツールです。
値段もお店より安いですし、僕は10年前から服屋さんには行かなくなりましたが、
特に困ったことはほぼありません。
しいていうなら、服の質感が想像とちょっと違ったりすることはありますが
『まぁこんなもんか』とすぐに受け入れられます。
値段が想像とマッチしていれば後悔することはなく、外出する時間もいらないので
とても便利です。
3、値段や機能性をリサーチする
ネットで購入するに似ていますが、個人的にはこのリサーチすることに
時間を費やすことが重要だと考えています。
リサーチしてネットで購入するか、現物を確認しに出かけて
目的買いするかですね。
重要なことは、
『何も考えずに行動すること』をいったん止めて
『分析リサーチしてから行動する習慣』を身につけることです。
選択力とは情報を集める方法、分析する方法なども選択肢を増やしたり減らしたりして、
その都度適当な方法を選ぶことなのです。
選択を後悔しない思考は男性と女性で違う
選択したことや購入したものがベストな選択であったかは誰にもわかりません。
結果的に
『これで良かった!』と思えるように選択したことを活かすことが次のポイントになります。
もし『後悔』するようなら選択するまでのプロセスが間違っていたかもしれませんが、
重要なことは選択後の思考が『後悔しない思考』かどうか?です。
人類の進化の歴史でそもそも女性と男性で脳の構造が違うのかもしれませんが、
例えば食事に出かけてメニューを注文する時に
女性はいろんなメニューをたくさん頼んでシェアすることを好みます。
一方男性は、メニューの中から自分がその時に食べたいものを真剣に選び
注文します。
女性に『一口ちょうだい』なんて言われたら、『何で?もう一個頼めよ』と思うでしょう。
(この一口ちょうだいに慣れるまで1年くらいかかりました)
このように、元々男性と女性では『選択』の考え方が違うのかもしれませんが、
男性はもし自分の選択が失敗だったとしても『後悔』することは少ないのです。
一方女性はいくつもの選択肢を同時に進行し、最終的に『よかった』と思える
状況を好みます。
先ほどの例を見た時、自分は男性脳なのか女性脳なのかを自覚して
自分の『選択の傾向』を知ることが大切なのです。
男性脳 1つの結論を好む傾向
メリット 自分が決めたことだから後悔しない
デメリット リサーチが遅いと決まるまで時間がかかる
女性脳 いくつもの選択肢を常に同時進行したい傾向
メリット 満足感を得るまでが早い
デメリット 迷いやすく飽きやすい 結果次第で後悔する(回復は早い)
かなりざっくりとした傾向ですが、自分はどちらの思考に近いかを理解しておくと
次の『決断』に至るまでの速さが変わります。
選択力を鍛えるには、この男性脳と女性脳のハイブリット脳にマインドセットする
必要があります。(つまり良いとこどりする)
服を買う例に戻りますが、まず選択肢を出します。
- どんなデザインと素材か
- 提示価格と相場価格と類似商品と他社比較
- 購入した未来がどうなるのか
- 本当に今必要か
この選択肢を素早くリサーチした結果、『買い』だと思ったら
『ポチる』か直接店舗まで出かけて現物を確認して最終判断しましょう。
大事なことは、
購入に至るまでに、このリサーチの速さと量をどれだけ情熱を持ってできるか?にあります。
目標を達成するための『逆算力』と、目標の見つけ方を解説します
選択力を高めると決断した後の後悔がなくなる
決断する能力は選択する力が高まれば自動的に高くなります。
決断力はもちろん大事なのですが、そもそも決断力が低い原因は選択する力が低いからなのです。
会社で例えてみると、選択する力を『社員』、決断力を『社長』とします。
例として、何かの施策を打ち出そうと社内協議にかけた場合
社員の案が少なければ情報が少ないので社長は悩み決断が遅くなりますが、
社員の案がたくさんあり、まとめられていると社長は『OK』を出しやすくなります。
選択を後悔する原因はいくつかありますが、
- 最善の選択をしたが、時代の波に乗れず思った結果を得られなかった
- 選択の結果、行動した後に違う方法が見つかり思う結果が得られなかった
1、は『運的要素』が絡むので問題なく、次回に活かせるでしょう。
2、は『リサーチ不足』による失敗になるので、後悔の念が生まれやすいでしょう。
失敗をすることが悪いのではなく、
『最善を尽くしてなった』のか『なるべくしてなった』のかが重要なのです。
選択する力とは『リサーチ能力』
決断する力とは『失敗を恐れずにやってみる能力』
この2つは信頼関係がないと成立しません。
いくら良い情報が揃っていても、リサーチ結果を理解できないと決断はできませんし、
少ない情報で何でも『OK』を出していたらムダなお金と『時間』を消費します。
(多くの人は、少ない情報でOKを出すからムダな時間を消費している)
質の良い選択力は決断力と『バランスが良く構成されている』ので
『お金』の浪費を抑えることができ、『時間』を作り出すという最大の『成果』を
得られます。
『選択する力』、すなわちリサーチ能力を日常的に意識して小さな決断を日々行うことで、
大事な場面での選択と決断が『少ない時間』でできるようになります。
この少ない時間で最大の効果を得られる思考が、
今回の『人生の幸福度』を高める方法となるのですね。
選択力の意味を理解するほど人生の『幸福度』を高めることができる まとめ
『選択する力』、すなわちリサーチすることを日常的に意識して小さな決断を日々行うことで、
大事な場面での『決断』が『少ない時間』でできるようになり、
お金より価値のある『時間』を作る方法となることを紹介してきました。
大事なことは
『選択するためのリサーチ能力』と
その結果を理解して『最善の行動をする決断力』のバランスを保つこと。
これが『後悔しにくい思考』となり、ムダな『時間』を減らすことができます。
人は日々選択をして生活していますが、大事な選択をする時のリサーチ能力が低い為に
『なるべくしてなる失敗』をして『後悔』しています。
リサーチをしっかり行った上での『失敗』は次回に活かせるので『後悔』はしにくくなります。
日常の中でしている『選択』を意識的に『決断』する習慣をつけておくと、
ムダな行動を減らすことができるので肉体的にも優しいですし、
何より自分の『時間』を増やすことができます。
『選択力』と『決断力』は『幸福度』に大きく影響するお話でした。
⬇️これからの時代を生き抜く思考はこちらの書籍も参考にどうぞ