みなさんは独自のルーティーンをお持ちでしょうか?
こんな社畜ルーティンに入っている人は多いですよね。
だいたいの人は無意識なルーティンを自然に行なっていて、
(タバコ吸ったり、レッドブル飲んだり)、仕事のモチベーションなどを保っていると思います。
筆者紹介
- カラスイという名義で日常心理学を発信中
- 育成が趣味で出会ったメンティ500人オーバー
- 6歳になる娘と楽しく成長中
この記事は、こんな方におすすめ
- ルーティンで得られる効果が知りたい人
- 悪いルーティンをやめたい人
- 自分のルーティンを作りたい人
ルーティンを行うことで自分のパフォーマンスを「ベスト」の状態に持っていく確率が上がるということですね。
この記事を最後まで読むことで、あなたの能力を「今のベスト」に近づけることができるようになります。
それでは、独自のルーティーンを複数作り、意識して習慣化することで
日々の作業生産性を1.5倍以上にする考え方を解説します。
目次 調べたいところを選んでね
ルーティンとは、自分が魔法を出すための詠唱のようなものです
そもそもルーティンとはなんぞ?という方もいるかと思いますが、
ルーティンとは⬇️
例えば有名な方のルーティンで、元野球選手のイチローさんが
毎朝カレーを食べて体調管理したり、
打席に入った時にバット回してからちょっと肩さわるみたいなやつですね。
同じような動きのものもたくさんありますが、
ルーティンとは、特定の決まった動作をすることで意識を集中させることです。
人は反復することで脳に情報が記憶され、無意識でパフォーマンスをベストに持っていくことができます。
無意識で出来るようになるということは、緊張する場面であってもパフォーマンスを激しく落とすことなく
行うことができるということですね。
⬇️一般的なルーティンはこんな感じ
- 仕事前にコーヒーを飲む
- 靴下を履く時決まった方から履く
- やる気を出したい時にテンションの上がる曲を聴く
RPGとかでいう魔法を出す(目的)前の呪文(トリガー)を唱えているような状態です。
ルーティンの効果を出すには思い込みの強さが重要
ルーティンの効果はさまざまで、スポーツ選手だったら体の軸を安定させて
動き出しを1番練習してきたベストパフォーマンスの感覚にする為だったり、
忍者とかだったら(漫画とかね)術を発動する時の印を結ぶ構えだったり(あってるかな?)
まぁ要するに、自分のベストパフォーマンスを行うための準備動作ってことですね。
人間の動作は脳に信号を送って動作を開始するのですが、その時の精神状態は脳に送る信号に影響します。
目的の行動が精度の高いことであればあるほど、ルーティンの効果は高くなりますし
何より思い込みって意外と大事なんですよ。
この動作をしたらこれをするんだぞ!!っていう強い思い込みが
高いパフォーマンスを生み出していきます。
【自己暗示の心理学】
— カラスイ@眼鏡屋×心理学 (@karasui1014) October 15, 2021
ほんとは効果のないものでも強く信じると効果が出たりするプラシーボ効果ですが、うまく操作できれば体の痛みが改善されたり疲れが取れることがわかっています
これを実践するには「やればできる」のように心の中で100回繰り返したり言葉に出すと思い込みは強められますよ✨
ただし、悪いほうに働くとパフォーマンスも悪くなるのが欠点で、
例えば仕事前にカフェイン注入して無理やりやる気を出させる方法などがそれです。
カフェインで一時的な効果は得られるのですが、集中力が下がった時にさらに過剰摂取してしまうと
体に悪影響を及ぼしてしまうからですね。
何より自分の意思でやる気を出すのではなく、カフェインに依存したモチベーションの上げ方は
カフェインが切れた時に摂取しないとモチベーションを上げられない体になってしまうからです。
悪い点に気をつけながらも、自分がこれをすることで『1番良い状態になれる』と思うようになれば、
人間とは不思議なものでその通りか、それ以上のパフォーマンスを出せたりするんですよね。
そもそも人間の脳は およそ10%しか使われていないと言われていて、
(諸説ありますが、体の機能を破壊しないようにセーブされているとか)
その能力をたくさん引き出せる人が鍛えられたアスリートだったり、
天才系の人たちなんだと思います。
ポイント
ルーティンで得られる効果とは、自分のパフォーマンスをベストに近づけることで
思い込みの強さが定着に必要となる
良いルーティンと悪いルーティンが存在する!?
先ほども少し紹介しましたがルーティンには「良いルーティン」と「悪いルーティン」が存在して、
もちろん良いルーティンは上記で書いた通りパフォーマンスを数倍に上げてくれたりするのですが、
悪いルーティンを習慣化してしまうと逆の効果になってしまいます。
悪いルーティン
例えば、ダメだとわかっているのに寝る前に携帯を長時間見てしまうとか、
晩御飯食べた後にお菓子も食べちゃうとか
動作で言うと、座るときに同じ方向ばっかり足を組んでしまったり、
あくびばっかりしてしまったり、、といった感じですね。
悪いルーティンは「心の安心」に繋がるのでついついやっちゃうんですよね。
携帯見た後だと睡眠に入るのが浅かったり、
同じ方向ばかり足を組むと体の軸が偏って肩こりとか腰痛の原因になったり、
あくびが癖だと常に無気力だったりと
脳が悪い指令を気持ちよく感じるようになってしまって、
良いルーティンとは真逆の効果をしてしまうんですよね。
「わかっているけどやめられない」の悪いほうです。
悪いルーティンが浅い習慣であるうちに、
意識的にやめられるよう良いルーティンに切り替えることが大事なんですが、
良いルーティンの効果がすぐに出ないと中々抜け出せないのが
ルーティンの怖さでもあります。
良いルーティン
例えば、緊張をしてしまう人は「〇〇する前に〇〇すると落ち着く」など、行動を紐づけると効果がでやすく、
筋トレをサボってしまう人なら、お風呂の前には絶対腹筋5回するとかでもOKです。
ルーティンは、何もスポーツなどで成果を出すためだけに使われるのではなく
自分の習慣を手助けしてくれる動作の1つにもなってくれるのがいいところですね。
ただし、良いルーティンは定着しにくいのが難点で、身につけるには
「ハードルをとことん下げてしまう」というのが定着へのポイントとなります。
ポイント
定着しやすいルーティンは悪いことが多く、定着しにくいルーティンは大事な能力となることが多い
ルーティンを意識的から無意識へ変化させると完成する
習慣化というものは『勝手になるもの』と、『意識的になるもの』があります。
ちなみに勝手になるものの多くは『無意識』から『意識的』になるものなので
悪いルーティンの可能性が高いです。
悪いルーティンの効果は上記で書いた通り、人の思考を衰退させ
老化(体も頭も)を促進させる危険性がありますので、良いルーティンを探しましょう。
「そんなこと言われてもすぐに思いつかねーし」と思う方へ、、、
いくつかきっかけになりそうなものを書きますね。
- 決まった時間にウォーキング
- 漫画でもいいので、決まった期間内に読書
- 少しでもいいので、部屋の掃除を休みの日は必ずする
- 5分でもいいので筋トレをする
- 仕事終わりの夜食後お菓子は食べない
などなどありますが、これらに共通することは
ある程度自分が期限を決めて実行するところです。
大きな目標は続かないので、小さな目標がいいです。
もし小さな目標すらできなかったら、自らのペナルティも考えておくといいですね。
たいしたお金もかけずに自分の思考を変えるだけで、
肉体的にも精神的にも変化と進化をすることができます。
人間の肉体は老化するものですが、あたまの中は簡単な決まりを継続するだけで
肉体の老化も遅らせることが出来るんですよね。
はじめは意識的にルーティンを始めて、やがて無意識に出来るルーティンを作っておくと、
脳科学的にも幸福になりやすいという結論ですね。
ポイント
無意識なルーティンを手に入れるには毎日の反復が必要で、悪いルーティンを増やさないようにする
「ルーティン」の意味と使い方を知れば、面白いほど仕事は片付いていく! まとめ
今回は日々のルーティンの中に「良いルーティン」と「悪いルーティン」があることと、
その効果を記述してみました。
⬇️今回のおさらいです。
ポイント
定着しやすいルーティンは悪いことが多く、定着しにくいルーティンは大事な能力となることが多い
ポイント
無意識なルーティンを手に入れるには毎日の反復が必要で、悪いルーティンを増やさないようにする
大事なことは、
- 良いルーティンと悪いルーティンを知る
- 小さな目標を立てて意識的に取り組む
- 自分のルーティンを覚える
- 小さな変化を楽しむ
- 自己投資にお金を使う
すぐに出来るものもあるので、是非取り入れてみて
仕事の生産性を上げるギアチェンジにしていただければと思います。
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