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「メンターメンティー制度 」育成が苦手な人はこれを理解していない

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「メンターメンティー制度 」育成が苦手な人はこれを理解していない

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メンターメンティー制度で強制的に教える状況になり、

教えるって何だっけ?と思うほどに教えることが苦手な人はたくさんいると思います。

 

『教える』と、ただ『説明する』の違いさえわかっていない人もいますよね。

 

では、そもそも『教えることが下手な人』はこれが出来ていないという項目を

4つ解説していきます。

 

この記事を読むことで、

『自分は教えることが下手だ』と自己暗示をかけてしまっている自分を変えることが出来ます。

 

項目にある内容を実践することで、

誰でも短期間で『教えることが上手い人』にマインドセットすることが出来るので

チャレンジしてみてくださいね。

 

マインドセットの重要性 スキル向上はマインドを定めてから行動しよう

 

それではいってみましょう〜。

メンティーの理解を細かく確認していない

教える時についついやってしまうのが、

『自分よがりな説明』です。

 

1つの質問を受けた後に自分が説明を始めて、

相手が『うんうん』とうなずいているのを見ると

つい『わかってくれている』と勘違いして次々に自分の説明をしてしまいます。

 

頭の回転が早くペラペラとせっかちに話す人がやりがちなのですが、

実は半分くらいしか理解されていなく

後で『結局何が言いたかったのかわからなかった』と思われてしまいます。

 

聞く側も本当なら話がわからなくなった時に、

『すみません、そこちょっとわかりません』と言えればいいのですが、

日本人は空気を読むので『わかったふり』をして話を切らないようにしてしまうんですよね。

 

僕も相手との関係性が遠いと遠慮してしまいその場で聞けずにあとで調べ直すことがあります。

 

教えている内容については

その都度『ここまではわかったかな?わからなかったら言ってね』と確認をしてから

次の内容を話しましょう。

 

確認をしても『大丈夫です』と言ってしまう人もいますが、

顔が不安そうでないか?自信ありげな『大丈夫です』なのかを読み取れるようにしましょう。

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理解していることを褒めていない

教えることが上手い人は、相手が理解していることに対して必ず褒めます。

 

もちろん過剰に褒めすぎると『バカにされているのかな?』と思われてしまうので、

その人のキャラクターに合わせて褒めていきましょう。

 

『自分は褒めるのが下手なんだよなぁ、、』と言う人がいますが、

そもそも『教える』ことの目的とは何でしょうか?

 

教えることとは相手の疑問をただ解消することではありません。

 

『教える』ことの目的は『学ぶことを好きになってもらう』ことにあります。

学ぶことの楽しさを感じてもらえれば、この先も主体的に(自ら)学び続けてくれます。

 

教えることが上手い人とは『好きにさせることが上手い人』なんですよね。

逆に教えることが下手な人は『嫌い』にさせてしまいます。

 

人は自分のコントロールができないことに対して強いストレスを感じてしまいます。

『自分にはできない』『自分は才能がない』と思ってしまうと成長することが出来なくなります。

 

あなたは今キャリアを積んで仕事が簡単に出来るようになっているかもしれませんが、

初めの頃の気持ちを思い出しましょう。

 

どんな小さな成功体験や知識の理解も、相手を承認して褒めてあげましょう。

そうすることで自分に自信を持つことができ、『好き』になってくれるのです。

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例え話を上手く使えていない

教えることが下手な人は『抽象的な言葉』を使いがちです。

 

人の脳は抽象的な言葉を繋げて理解させたとしても『納得出来ない構造』になっているようで、

1度に覚えられるのは7語くらいだと言われています。

 

聞きなれない抽象的な言葉でいわれても納得できないのはこれが理由なんですね。

 

では人はどのようにすれば『納得』しやすいのか?

 

それは、『すでに脳の中にある記憶と繋げて理解する』方法です。

具体的に言うと、その人が持つ頭の中の『イメージ』のことです。

 

頭の中に定着しているイメージと新しい情報が結びつけば

『あぁ、あれと同じような感じね』と理解しやすくなるんですよね。

 

僕も誰かに教える時に『部活やってました?』とか『バイト何してました?』とか聞いて、

その人の実体験に沿った例え話をしてわかりやすく説明することを心がけています。

 

なるべくみんなが知ってそうなワードを使うと理解してもらえるスピードが上がりますので、

日々いろんな分野でのアンテナを張っておくことが大切ですね。

 

この比喩や例え話をすることが上手いと、

人に伝える能力いろんな発想が出来るようになるので頭の回転が早くなります。

 

教えるだけでなく、コミュニケーション能力のアップや個人の生産能力にも繋がりますので

身につけておきたいスキルですね。

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優しさと厳しさを使い分けられていない

短期的に教える場合は優しく指導するだけでも問題はありません。

しかし、なぜ長期的に指導するときに優しさだけではいけないのか?

 

それは相手が優しさに甘えて依存してしまい自立できなくなるからです。

 

例えば

『来週までにこれをできるようにしましょう』と目標設定したとします。

 

しかし、『忙しかったなどの理由から課題について学習ができなかった』と言われた時、

『忙しかったならしょうがないよね、大丈夫ですよ』と許し続けてしまうと、

頑張らなくても大丈夫なんだ』と思ってしまいます。

 

そもそもの学習習慣がついていない人は自己保存本能が働いて、

学習していない状態にすぐ戻ろうとしてしまいます。

 

このような習性、事実を認めながらも背中を押し続けることが人を育てるということなのです。

 

人が成長する為には適切な緊張感というものが必ず必要なんですよね。

目の前に『出来るか出来ないか絶妙な目標設定』をされた時、

人は成長しようと努力します。

 

簡単な目標だと達成感もありませんので成長しません。

大事なことは無茶な目標設定するのではなく、

その人のスキルや性格に合わせて『少し難しい目標設定』をすることなのです。

 

とはいえ、甘えさせてはいけないからといって高圧的な態度を取ってしまうと

違う形での『依存』をしてしまいます。

 

『自分の為にやる』のではなく『怒られない為にやる』という風に目的が変わってしまい、

主体的に学ばなくなってしまうからです。(自分から学ばない)

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ですので、課題に対して出来なかった場合への対応としては

極力責めた印象を与えないように注意しながら『これからどうするか?』を問い続けることです。

 

もちろん反発されたり、出来ない『いいわけ』をしてくることもあるでしょう。

そこで感情的にならずに、『これからどうするか?』を問い続けることが大切です。

 

相手との関係性を踏まえつつ、『承認と否定のバランス』を保つことが

教える立場の課題になるということですね。

 

あくまで教える立場は、相手に『機会を与える』ことしか出来ないということ。

 

  1. 絶対に無理やりさせないこと。
  2. 最後は自主的に動いてもらうこと。
  3. 学ぶチャンス、変わる為のチャンスは自分で掴んでもらうこと。

それが『教える』ということなんですね。

まとめ

今回はメンターメンティーの教育の考え方

『教えることが下手な人は仕事が出来ない』ことについて解説してきました。

 

社会の中で『教える』ということを『教わった人』はほとんどいないと思います。

なので上司は仕事が出来ても教えることは下手な人が多いんですよね。

 

組織の中で上層部は数字を管理して戦略を下に落とし込むことが仕事になります。

現場はその戦略を最大限に活かせる行動を起こすことが理想的なんですよね。

 

よくある『上は下のことをわかってない!!』って気持ちは絶対にあります。

しかし、その会社を選んでいるのは『自分』なので

ある程度従わないといけないことは理解しなければいけません。

 

どうしても受け入れられないのであれば起業するしかありませんしね、、

 

そんな中で仕事内容を部下や後輩に伝えるスキルを磨くことの大切さを学ぶと、

給料だけじゃない対価を得ることが出来るので幸福感も増えていきます。

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お金の為だけの仕事なんて何の楽しさもありませんからね。

それではまたまた。。。

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はじめまして カラスイです。 眼鏡販売の会社で働きながらブログを書いています。 日常で使える心理学を少しでも学ぶことで、対人関係で起こるほとんどのことは好転する!をテーマに「時間管理術」「子育て」「恋愛」をイージーモードにする方法を紹介しています。 眼鏡屋関係の方が役に立つnoteは下の緑ボタンより           ⬇️

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