みなさん妄想力は豊かですか?

これを質問されていきなり変な想像をしてしまった人は、良い意味で妄想力高めですね。
結論から言うと「妄想力」とは自分のやりたいことを実現させるための力です。
筆者紹介
- カラスイという名義で日常心理学を発信中
- 覚えの悪さを継続力で全てカバーして生きてきた
- 7歳になる娘と楽しく成長中
この記事は、こんな方におすすめ
- 自分のやりたいことを実現させたい
- 想像力を超えた妄想力を身につけたい
- 妄想力を伸ばしたい
人の思考とは、
想像力→空想力→妄想力→創造力といった頭の中でいろんなことをイメージし現実にできる能力を備えています。
この記事を最後まで読むことでイメージする能力「妄想力」を身につけることができ、自分のやりたいことを実現する近道となります。
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「妄想力」鍛えると仕事のストレスに強くなり、クリエイティブにもなれる!
人は昔から妄想することで進化してきました。


妄想力と想像力の違いとは?
まず「想像力」と「妄想力」の違いについてですが、「想像力」とは実際には経験していない事柄を推測すること。
また、現実には存在しない事柄を頭の中に思い描くことという意味で未来のことを想像し、考える力のこと。
「妄想力」とは空想・想像の領域を超え、時間軸を無視した考えで、空想力や想像力をさらに強力化していった先にあるもの。
妄想は世間のイメージとして悪い印象がありますよね。


一般的に妄想とは、
- 根拠もなくあれこれと想像すること。またその想像。
- とらわれの心によって、真実でないものを真実であると誤って考えること。またその誤った考え。妄念。邪念。
- 根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確信をもち、事実や論理によって訂正することができない主観的な信念。
全く何の根拠もないのにも関わらず、考えたことが「まるで現実に起こっている」
または「起こる」という事を確信していて、その考えに囚われて抜け出せなくなっている状況のことを指します。
確かに悪いことだけを書けばこんな感じですね。
イメージの悪い理由として、妄想力を善悪のコントロールできずに行動してしまい犯罪につながってしまうからなんですね。
どんな能力や道具も、使い方を間違えれば人を傷つけてしまいます。
車だってきちんと使えば素敵な道具だけど悪用すればただの動く凶器です。
しかし、それはあくまでその人が未熟なために起こしてしまったいるだけで本来妄想力とは想像力の強化版としてうまくコントロールすることで、
素晴らしい創造力へとつなげる効果があるのです。
妄想力で血圧が下がる効果がある!?
妄想力の効果の1つとして、
妄想力を使うことで血圧を下げる効果が立証されたということです。
人はストレスを受けるとコルチゾールという「ストレスホルモン」を分泌します。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で心身がストレスを受けると、
急激に分泌が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
ストレスを負荷するとその値は10分–20分ぐらいの間に2–3倍に増加することが知られています。
また、コルチゾールは免疫系、中枢神経系、代謝系などに対して様々な生理学的な作用を有します。
長期にわたって過剰に分泌されると脳の海馬を委縮させることや、
炎症のコントロールを悪くすること、うつ病の患者ではコルチゾールが高いことも報告されています。
つまりコルチゾールはストレスと身体的・精神的健康を結びつける重要なホルモンといえるでしょう。
そこで、行われた研究の話なのですがアリゾナ大学の実験でストレスを与えた時に妄想をさせたグループとそうでないグループでは
血圧の上がり方に変化が見られたという事なんです。

具体的に何をしたかというと、102人の男女を3つのグループに分けて冷たい水に4分間足を浸してもらうというストレスを与える実験でした。
実験中に
Aグループには恋人が同じ部屋にいることを妄想してもらう
Bグループには恋人のことを妄想してもらう
Cグループにはその日に起きたことなどを妄想してもらう
ということを行ったそうです。
結果どうなったかというと、恋人のことを妄想したAとBのグループはCのグループに比べて血圧が上がりにくかったということなんですね。
つまり恋人の妄想をすることでストレスを感じにくくできるということらしいですね。
補足ですが、恋人の匂いなどをかぐことでも同じように効果が得られるそうです。

アロマや香水で恋人との存在をひもづけて妄想できれば、ストレスを軽減した日常になるということなんですね。
注意点として、知らない人の匂いを嗅ぐと逆にストレスが増えてしまうのでお気をつけて、、
妄想力を鍛えるには順番がある
正しく妄想力を育てるには決まった順番があります。
妄想だけで終わる人が間違った行動をして犯罪など起こしてしまうのですが、
その先にあるクリエイティブなサイクルまで到達できれば思いもよらない効果が実感できるのです。
想像力→空想力→妄想力→創造力のサイクルを作るとクリエイティブに!
クリエイティブな能力を高めるために知っておくサイクルとして、想像力→空想力→妄想力→創造力の流れがあります。
先ほどの想像力と妄想力の間に入る能力ですね。
「空想力」とは、現実にはあり得ない事、現実とは何ら関係のない事を頭の中だけであれこれと思いめぐらす力のこと。
「創造力」とは、人まねでなく、新しいものを自分から作り出すこと。

ではその流れはどういう順番で考えられているのかを解説します。
創造力から創造力までの流れ
まず頭の中で絵を書くイメージを作ります。(頭の中だけ)
想像や空想で自分が楽しいと思うことを考えるイメージをすることから始まり、
妄想で色や背景をつけてストーリーを作りだし、奥行き感を出していきます。(まだ頭の中)
そして創造で現実的に可能かどうか?を計算し(ここで現実世界に戻りイメージを設計をする)
手始めに何かをやってみて、できるかどうかの可能性を引き上げていく、、、という流れになります。
簡単に説明しましたが、おそらくほとんどがすぐには叶わないと思います。
(0を1にする事は難しいからです)
そんなに簡単にできたら妄想じゃないですから、、
ですがクリエイトする仕事の場合は、この一連の流れでアイデアを思いつく状況に
自ら入ることが必須になるので、そんな人はこちらを参考にしてみてください。
大切な事は、
人の脳は妄想する事で自分にとって楽しいイメージを作りだすことができるので
ストレスから解放されやすいし、スキルアップにも関係してきます。
注意点としては
妄想力はイメージ力が強くて楽しくなる分、悪い力にも働きやすい所です。
イメージする人の精神状態がネガティブな感情をもって妄想をしてしまうと、
ネガティブな力も膨れ上がってしまい、そこでイメージされた風船が割れてしまったら頭の中でダメージを負ってしまいます。
例えば、目隠しをさせて暑い部屋で「熱くない鉄」を「熱い」とイメージさせて体にくっつけたら
本当に火傷した痕が出来上がる現象と同じです。
人の脳とはこれほどまでに精神状態に左右されてしまうものなのです。
妄想力はイメージ力が強く出る能力ですので、ポジティブな方向で鍛えることが人としてのモラルや健康状態を保つことができるのです。
ポイント
「妄想力」が上がると仕事のストレスに強くなり、クリエイティブにもなれる! まとめ
今回は「妄想力」について解説してきましたが、過去の偉人たちはバカにされるような想像を口に出して笑われ、
それを恥とも思わず行動し、実現してきたことで現在の豊かな世界を作ってきました。
飛行機が空を飛んだり一人一人携帯電話を持つ時代なんて当時バカにしていた人たちは、どんな心境で使用しているんでしょうかね?
もちろん僕らが今生きている間に車が空を飛ぶとか、火星に移住するなどはまだ無理でしょうけど
人類が妄想する力をやめない限り、創造が止まる事はないでしょうね。
⬇️今回の重要ポイント
想像力→空想力→妄想力→創造力の流れを知り、イメージを1つずつ実現するために必要な行動を積み上げていくこと。
継続するためには行動を習慣化する必要もありますので、継続が苦手な方はこちらの記事も参考にしてみてください。
継続力をつけるにはどうしたらいい?めんどくさがりでも継続力がつく5つの方法
個人的にはAIが進化しすぎて、人間の仕事を奪っていくという未来は生きている間に来るかもしれないと思っています。
AIには妄想する力はないと思うので、人間が勝てる「妄想力」を鍛えておく事は今後の未来で必要なスキルなので身につけておくと便利です。
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