

今回は継続できない人へ継続が得意になるための考え方と具体的な方法をお伝えします。
まず結論として、継続するコツは
「自分の興味あることや好きなことの中で、続けられることだけやる」ということです。
結局のところ、いろんなテクニックのベースにあるのって「継続力」なんよね。どんな知識をインプットして実践できても、すぐに成長や成果を求めてしまうと継続力は失われる🍀
継続力とは、自分を信じて小さな目標を淡々とこなす地味な力だけど、成長や成果を出す為に絶対必要なスキル📗— カラスイ@眼鏡屋×日常心理学で日常をイージーモードに (@karasui1014) May 7, 2022
筆者紹介
- カラスイという名義で日常心理学を発信中
- 覚えの悪さを継続力で全てカバーして生きてきた
- 6歳になる娘と楽しく成長中
この記事は、こんな方におすすめ
- すぐにめんどくさくなってやりたいことが続けられない
- 継続できない自分に自信が持てない
- 継続力を身につける具体的な方法を知りたい
この記事を最後まで読むことで、なぜあなたが継続するのが苦手なのか?がわかり
継続するためにはどのように行動すれば良いのか?がわかります。
多くの人は脳科学的に継続する方法を知らず、挫折し「自分は意志の弱い人間だ」と
思い込んでしまいます。
しかし本当はそんなことはありません。
人は誰しも挫折や失敗を繰り返し成長していきます。
脳科学的に正しい継続方法を学べば、必ずあなたも無限の選択肢を手に入れることができます。
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継続力はどうすれば身につくのか?

僕は自分で言うのも何ですが超めんどくさがりです。
ですが継続力に関しては「あきらめが悪い」と周りに言われるほど自信があります。

たしかにめんどくさがりなのに継続力が高いって不思議じゃないですか?
10代の頃はめんどくさがりの性格が「新しい仕事を探すことが逆にめんどくさい」ということに作用して、
自然と継続力につながったんだと思いますが、20代、30代と年齢を重ねるごとに、
「自分の興味を持ったことに対して継続する力がある」ことに気がついたのです。
そもそも全人類の中で「めんどくさがらない人」っていないんですよ。
あの1流アスリートも、美人の芸能人も、みんな心のどこかでは「めんどくさい」と思いながらも、
それを越える自分の目的があり、その目的を達成するための過程を楽しんでいるのです。
ですので、めんどくさがりであっても継続力を高める方法はあります。
まずは自分が楽しく生きるための「ブレない目的」を明確にすることから始めて、
その目的を達成するためにいくつもの目標を設定していくことです。
自分自身の「できない」という洗脳を解く
継続力を高めるために必要な作業として、自分自身を洗脳する必要があります。


人は自分が「できない!」と思うことは一生かけてもできないですし、
「自分ができる!!」と思うことは時間をかければできるようになります。
もちろん生まれ持っての身体能力や年齢によってかかる時間や可能な範囲もあるでしょうが、
「できる!!」と思ったことに対して人間の脳は「できるようにしよう」と働くのです。
しかし、簡単に「自分はできる!!」と思い込めたら苦労はしませんよね。
ではどうすれば「自分はできる!!」と思い込めるようになるのか?
ポイント
人の脳は「できない」と思えば可能性はゼロ。
「できる!!」と思えば可能性はゼロではなくなる。
やめない設定を作ること
「自分はできる!!」と思いこむためには、継続力を高めるために継続できる設定を作ることが大切です。
そして継続力を高める1番簡単な方法は、やめないことです。

継続できない人の原因は、何かにつまずいた時に「今日は気分が乗らないから明日やろう」と
モチベーションに依存して動きを止めてしまうからなのです。
人は1度動きを止めると、もう1度動き出すのに2倍以上の力を必要とし
やらない理由を探す努力に思考が変化します。
例えば、
「今日やらなくても死なないよね」とか、
「そもそもそんなにやりたくなかったもんね」などなど。
どんなに小さな行動だとしても、動くことを止めなければそれは継続していることになります。
「やる気がでない」
行動しない自分がよく言ってた言い訳です。行動心理学を学ぶうちに、やる気と継続力とは別物だと知り目からウロコが落ちた。
「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出てくる」のだと理解した時、継続力は爆発的に身につく☘️#継続力— カラスイ@眼鏡屋×日常心理学で日常をイージーモードに (@karasui1014) May 8, 2022
ポイント
継続力を高めるためには、どんなに小さな行動でも動き続けることが大切。
次の項目からさらに具体的なステップを5つに分けて解説します。
継続力を身につける5つの設定を解説します
継続力がない人は「そんなにやりたいことではなかった」とか「意志が弱い」とか思いがちですが、
ほとんどが正しい順序で行動を設定していないことが続かない原因です。

誰でも初めは強い意志で取り組むのに、三日坊主と言われるようにだんだん怠けてしまい
継続することをやめてしまいます。
継続を習慣化するために必要な5ステップを解説しますので、正しい順序で取り組んでみましょう。
ステップ1 ブレない目的を決める
「自分がなりたい姿」をまず「目的」として設定します。

ここでのなりたい姿とは、お金持ちとか権威を持つといった手段ではなく
「見た目をシュッとしたい」とか「健康な体になりたい」とかでOKですが、
目的を設定したら絶対にブレないようにすること。
目的が決まったら、次は目標をたくさん設定します。
簡単に言うと、山登りのゴールが「目的」で、
山頂までの道のり(いろんなルート)が「目標」ということですね。
ポイント
自分がなりたい「目的」はブレないようにして、「目標」は常に変わってもOK。
ステップ2 目標(手段)を実践して、やれそうなことだけ残す

目的が決まったら、それを達成するための目標(手段)を書き出します。
おそらくたくさん書いた目標の中で、実際に行動したら継続できることは数えるほどになるでしょう。
その中でも自分の興味や好きな気持ちがあるものだけ残しましょう。
例えば、目的が「痩せたい」とかであれば目標は、
「〇キロ痩せるためにランニングする」とか「○キロ痩せるために筋トレする」とか
いろんな目標設定を考えて少しだけ行動した中で、
自分が「これなら継続できるかも、、、」と思ったことだけでOK。
ポイント
目標をたくさん書き出して、好きになれそうな目標だけを残す。
ステップ3 ハードルを上げた目標とハードルを下げた目標を書き出す

ステップ2の「継続できるかも」をさらに分解し、
1番ハードルが高い内容と1番ハードルを下げた内容を設定します。
例えば決めた目標が「筋トレ」だった場合、
1番ハードルが高い設定は「腕立て100回」
1番ハードルを下げた設定は「腕立て2回」
といった感じですね。
特に重要なのは、1番下げたハードル設定が
「どんな体調でどんな環境であってもできること」にするということ。

ポイント
どれだけ疲れていても時間がなくても、絶対にやり遂げられる低いハードルを決める。
ステップ4 〇〇したら〇〇する

ハードルを低く設定したら、仕上げに「〇〇したら行動開始」と
スイッチとトリガーを設定します。
例えば、
「おやつを食べたら腕立て開始」
「仕事から家に帰ったら腕立て開始」
「TVの途中でCMを見たら腕立て開始」
という感じですね。
いくつかの「〇〇したら行動開始する」というスイッチとトリガーをセットで決め、
自分の見えるところに「〇〇したら〇〇を絶対にする!!!」という風に
文字で見えるように張り出すと視覚的にも効果的です。
余談ですが、もし友人と同時に始められることがあれば、
友人と毎日進捗を報告し合うのも刺激になっていいですね。
なぜなら人は自分との約束は簡単に破るからです。

今回はあくまで自分1人で継続力を高める方法なので、
誰かと始められる人は方法の1つくらいで思ってください。
ポイント
「〇〇したら〇〇しないと気持ち悪い」というように「やらなければいけない」と考えずに、
生活の流れに組み込むことが大切。

ステップ5 6週間は絶対にやりきる

人の脳は安定を好むので変化を定着させるまで約6週間かかると言われています。


継続できなくなるほとんどの原因は?
- 時間がなかった
- 忘れていた
- 元気がなくてムリだった
これらを対策したのがステップ3のどんな体調でも出来るハードルを下げに下げたことと、
歯磨きのように日常の一部にしてしまう方法です。
定着させるまではどんなにハードルを下げてでも継続し、
6週間を越えれば今度はサンクコスト効果(ここまでやったんだから、、もう少しがんばろう!!とする効果)
が働き、脳も手助けしてくれます。
どれだけ体調が悪かろうが、環境が変わろうが、ハードルの低い設定をするのはこのためなのです。

ポイント
低いハードル設定でも6週間続けば最強の「継続力」まであと少し!!
⬇️6週間やり切るためのマインドもDaiGoさんの動画を参考にしてみてくださいね。
継続力を身につけたら人は生まれ変わる

何か1つでも継続ができると人は自信を持つことができます。
なぜなら継続は普通の人にとって簡単なことではないからですね。
しかし、この記事を読んでくれた方はもう継続の方法がわかったはずです。
1つ継続ができれば、あとはハードル設定を少し上げて継続するもよし、
休みたくなったら最低ハードルに戻すもよし、新しい継続習慣に挑戦するもよしですね。
継続で得た自信は「仕事の成果」で積み上げられる自信とは違い、他者の影響を受けません。
仕事などで得た自信は上司に叱責されるだけで簡単に崩れてしまうからです。

この方法で積み上げた自信を活用すれば、多少の困難が起きても
乗り越える力があるので選択肢はどんどん広がるでしょう。
あなたはこの継続力を手に入れたとき、今までの価値観とは違った世界を楽しむことができるでしょう。

ポイント
継続はやめてしまうと、もう1度設定を習慣化するまで6週間かかります。
完全にやめてしまうのではなく、ハードル設定を低くしてでも続けることが自信と力になります。
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継続力をつけるにはどうしたらいい?めんどくさがりでも継続力が上がる5つの設定 まとめ

今回はどんなめんどくさがりさんでも継続力が身につく5つの設定を紹介しました。
今回のおさらいです。
- ブレない目的を決める
- 目標を実践して、やれそうなことだけ残す
- ハードルを上げた目標とハードルを下げた目標を書き出す
- 〇〇したら〇〇する
- 6習慣は絶対にやり切る

1流のアスリートも憧れの芸能人も絶対にめんどくさがりです。
普通の人と何が違うかは、目的が明確にあることと、この設定を知っているかどうか?だけです。
そして、意外と「こうなりたい!」という力より「こうなりたくない!!」という
ネガティブな力を持った人の方が爆発的に成長したりします。
逆に言えば「今のままでいいや」と思える人は継続力があまりないですが、
幸せというゴールには到達していると思います。
継続できることに優劣はありませんが、自分が「こうなりたい!!」という目的ができた時には
この方法を実践していただければ幸せというゴールへと到達できることは間違いありません。
継続力を身につけることができれば今よりもっと人生の選択肢を増やすことができますし、
今まで見ることができなかったゴールへ近づくことができます。
そんな生まれ変わった自分にワクワクしてきませんか?
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