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「準備が苦手な人」は「用意」で満足しているから「必ず失敗」してしまう

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「準備が苦手な人」は「用意」で満足しているから「必ず失敗」してしまう

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みなさんは仕事やデートを予定している時に、どのくらい『準備』しますか?

 

デートなんてその場の雰囲気にまかせるもんだよ

 

とまぁ、そんな人はなるべくして失敗していますよね

 

 

まず結論から、「想定外を想定した準備力があれば失敗する確率を限りなくゼロにできる」ということです。

 

 

「準備力」とは予定の成功確率を100%に近づけるためのシミュレーションを言い、

これを怠ると(おこたる)となるべくして失敗してしまうのです。

 


ここぞという時には誰でも一応準備すると思うのですが、

普段からちゃんとした準備をやり慣れていないと本当の『準備力』というものは発揮できません。

 

筆者紹介

カラスイ

  • カラスイという名義で日常心理学を発信中
  • 育成が趣味で出会ったメンティ500人オーバー
  • 7歳になる娘と楽しく成長中

この記事は、こんな方におすすめ

  • いつも何か忘れてしまい仕事のミスが絶えない
  • いつもデートがグダグダになる
  • 荷物が多いのに大事なものは忘れる

 

今回は、「準備する力」を日常的に鍛えることでいわゆる「本番」に強くなる方法を

解説していきます。

 

 

この記事を最後まで読むことで、「準備と用意の違い」が分かり

仕事もデートも「できる人」になることができます。

 

「準備力」を身につけることで、仕事や恋愛でも自分の魅力を発揮することができるので

ぜひ身につけてみてくださいね。

 

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そもそも準備力とはなんぞや?

仕事でもプライベートでも時間が足らずに、いまいちうまく物事が運ばなかった

ということがありますよね。

 

 

準備といっても、持っていくものを確認する程度でも怠ってしまったり、

毎日同じ繰り返しの中で簡単なようですが、実際にはなかなかうまくいかないものです。

 

 

 

では、準備力とはそもそもなんなのでしょうか?。

 

 

『準備』とは小さな頃から生活習慣の基本として教えられてきたかと思います。

 

 

国語辞典では、

『物事をする前にあらかじめ必要なものをそろえたり態勢を整えたりして用意をすること』

『用意はある物事を行うために必要なものなどをそろえる意を表す。それに対して、準備は

物事がうまく運ぶように前もって環境や態勢などをととのえる意を表す。』

というふうに解説されています。

 

 

準備力とは、準備をする力。(そのままですが、、)

 

くだいて言うと、

ポイント

用意とは必要なものを揃えることで、

準備とは想定されることや想定外なことをイメージし、それに対応できる物や心構えを整える

ことをいいます。

 

 

料理の材料を集めたり、スポーツだと道具を手入れしたりすることが

準備の土台となりますが、案外これを軽くみている人が多いのです。

 

 

 

ここで触れておきたいのが、『準備』は素質や才能などは一切関係ないものということですね。

 

 

仕事などで慣れたものを準備することは出来ても、デートや料理の準備が苦手な人は

物事のイメージ力が弱いので準備が不足してしまいます。

 

 

ではどのようにすれば『準備力』は高くできるのか?

次の項目で解説していきますね。

準備が苦手な人へ準備力を高めるためのポイントを解説します

質の良い準備をするためには実際にどのようなポイントに気をつければいいのか、

そのコツを3つ紹介していきます。

 

 

1. 全体図をイメージして必要な物を確認する

 

持ち物は細かなものが抜けてしまうことが多々ありますが、

これは確認不足から起こりますね。

 

細かな確認は基本です。

 

 

毎日の確認が信用に繋がるんだね

 

 

次に、例えばデートプランを立てる時はどうするか?

全体の流れをイメージしながら、

最初から最後までに必要な物を想像して準備していきましょう。

 

 

これでデート成功率も上がるぞ!!

 

 

準備のやり方のおすすめとしては、

紙かケータイのメモに時系列順(時間と内容)を書いていき、

その時間の出来事に必要なものを反対側に書き出していきます。

 

 

デートの場合

予定 起こりうる想定
駅の改札に10時集合 天気予報は曇りのち雨なので傘を持っていく
12時ごろに昼食を食べる 相手の好みを把握しておき、現地近くのお店を3カ所調べておく
15時カフェでお茶する 近場から少し離れたところのカフェを3つチェックしておく
行きたい所へ行く 車なら目的地に行くまでのBGMをまとめておく。電車ならルートとかかる時間を確認する
19時ごろ夕食を食べる 有名店なら前日までに予約をしたり、営業時間や営業しているかの確認をする
自由な時間 相手との関係性を考えて、どのように1日を終えるのかを準備しておく

 

みたいな感じで準備をしておくと、不測の事態(あれが食べたい、ここに行きたい)などに

対応することができ、また、相手の気分で自分のプランがめちゃくちゃになるとしても

広い心で対応できれば高感度も上がっていくことでしょう。

 

 

大切なことは、仮にプラン通りに行かなくても

『これだけ準備したのになんだよ!!』と思わずに、準備したことで

心に余裕が生まれますし、焦ることを少なく出来て、自分の魅力(力)を発揮できる状況

作り出したということです。

 

 

⬇️デート中の好感度の上げ方などについて興味があればこちらの記事もどうぞ。

モテる人とモテない人の違いは空気作りに違いがある「男子編」

『共感力』を鍛えると、誰もが恋愛上級者になることができる話

 

野球のイチロー選手は試合で結果を出すために、自分が力を発揮するために必要な準備を

極限までしている人でした。

 

 

野球に対する姿勢のインタビューでは、

準備”というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。

引用: イチローの名言

と言っています。

 

 

仕事においても同じようにスケジュールと、それに対する必要なものをあらかじめイメージして

用意することでミスを防いだり成果を上げやすくなったりします。

 

 

ものを多く持っていけばいいというものではなく、必要最小限の持ち物で

最大限の効果を生み出せる『準備』ができれば最高ですよね。

 

2. 本番をイメージして実際にやってみる

 

仕事をする時に頭の中でイメージするだけでは、トラブルが起こっても対処できません。

 

 

例えば、

『会議で使うプロジェクターとパソコンがうまく接続できない』

『プロジェクターに映した文字が後ろの方の人には見えにくい』などは、

本番と同じ状況でテストをしてみないとわからないことです。

 

 

可能な限り本番を想定して準備をすることでトラブルを事前に回避できるでしょう。

 

 

 

ここで注意が必要なのは、練習はあくまで練習であって、

いかに本番』の空気感を練習でイメージでき、対応していけるかがポイントとなります。

 

プレゼンなど人前で話すことが苦手な人は、いくら文章を暗記しても本番に弱いものです。

 

 

いつも勢いでごまかしちゃうけどね

 

 

文章を暗記することも大切ですが、できれば家族や友人に聞いてもらい

慣れていない環境(自分の家ではなく友人の家など)で練習すると

感覚が本番に近づくので効果的です。

 

 

特にプレゼンは資料を読むだけのプレゼンは何の興味も持たれませんよね?

 

 

資料をほとんど見ずに、聞いてくれる相手に問いかけをしたり、話しかけるようなプレゼンが

心に残りますので、練習段階で台本は何も考えずに言えるところまでを『用意』とし

相手と会話するようにまでできるプレゼンを『準備』といいます。

 

ポイント

用意したところで満足するのが素人で、周到な準備をできるのがプロだと思いましょう。

 

 

3. イメージ(想像)を複数パターン用意して、不測の事態も楽しめるようにする

 

本番通りにやってみることが難しい場面では、先ほども例にあげたように

本番の状況を別の場所で再現したり、頭の中で『もし〇〇がなかったら』『〇〇できなかったら』

などいくつもの不測の事態を想定し、対処法を考えたりしましょう。

 

 

プレゼンの話であれば、

  1. 順番をとつぜん変えられた
  2. マイクが使えない
  3. 資料が見れない
  4. プロジェクターが使えない
  5. 会場が変わった

 

 

デートの話なら

  1. 電車が遅れている
  2. 相手が遅れている
  3. お店が臨時休業だった
  4. 車が故障した
  5. お腹が痛くなった

などなど。

 

 

注意したいのが、こういった不足の事態をネガティブなイメージで持たないことです。

 

 

不足の事態というのは実はめちゃくちゃチャンスで、

ここを『余裕で乗り切れる力』を見せられれば簡単に

『自分の魅力』は伝えたい放題になるのです。

 

 

人の記憶に残る時は、何も起きずに終わったイベントよりも

予定と違う出来事があった時なのです。

 

そこで成果を残せるのは『準備』をしていた人天才のみです。

 

 

 

99.999999999%の人は凡人ですので、この準備する力を高めて

『天才風』に見せることは可能です。

 

 

というかほとんどの『天才に見える人』は大体この『準備力』が高いはずで、

『用意』を超えた『準備』までイメージを高めて不足の事態を

余裕で乗り越えられればあなたの『準備力』は『天才』と変わらなくなるのです。

「観察力」と「洞察力」の違いを解説!鍛えることで得られる意外な能力とは?

 

「準備しきる」ことで成功する結果が生まれる

努力をするとき、私達は目に見える結果ばかりを求めてしまいがちです。

 

 

しかしその結果が他者との比較によってなされるものである場合、

あまりあてになるものではありません。

 

 

大切なのは『自分の力を出し切ることができたか』

他人や周りの環境が変化しても変わることのない絶対的な判断基準で己を磨いているからこそ、

イチロー選手は素晴らしい結果を出し続けていたのです。

 

 

僕は、

目に見える成果のゴールは表のゴール(一時の金銭的な報酬)

目に見えない成果のゴールは裏のゴールだと思っています。(継続的な成果報酬やスキルなど)

 

野球であるなら、1試合で1回たまたま打てたら表のゴール

安定して多くの試合で3割以上打てるようになるのが裏のゴール

 

といった感じで、その先にある成果を目指して行う行動が本質的な『準備』となるのです。

 

 

 

これらの『準備』は毎日の積み重ねが大切ですので、

ルーティンと言われる習慣法を取り入れることで精度が上がるでしょう。

 

⬇️ルーティンの方法についてはこちらの記事も合わせてご覧くださいね。

「ルーティン」の意味と使い方を知れば、面白いほど仕事は片付いていく!

 

物事の全体をイメージして、それの起こりうる状況と対策を書き出し

それに対する必要なものの用意と行動が『準備』です。

 

『準備』を日々、継続的に行うことで(ルーティン)『準備力』は高まり、

その結果が神頼みでもない自分の力『成果』として生まれるのです。

 

 

やるべきことをしているから人の信用は得られるんだな

 

 

準備をした人は『なんとかなる』とは言わず『なんとかする』と考えているはずです。

 

もちろん予想以上の出来事で失敗することもあるでしょうけど、

それも次回のデータとして活用できていければ失敗は格段に減ります

 

 

仕事でミスが少ない人はこの失敗からの『活かし』が他者とは違うということなんですよね。

すぐやる人の特徴は「時間管理」と「優先順位づけ」が必ず習慣化されている

 

「準備が苦手な人」は「用意」で満足しているから「必ず失敗」する まとめ

今回は『準備力』について解説してきましたが、『用意』と『準備』の違い

少しでも伝われば幸いです。

 

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準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

本当の自由を手に入れる お金の大学

 

 

大切なことは、

物事の全体をイメージして、それの起こりうる状況と対策を書き出し

それに対する必要なものの用意と行動が『準備』。

 

 

本質的な成果を出すには日々の積み重ねが必要となるので、ルーティンを作り出し

大事な時に、より自分の力を発揮できるかどうか?ということです。

 

よくものを忘れてしまったり、『つまらないミスが多いなぁ』と自分でも思う人は

才能がないわけではありません、準備するイメージ力が足りないのです。

 

 

『用意』と『準備』の違いを理解して、自分の行動に意味を持たせるようにすることで

生産性や人間性は簡単に高めることが出来ますので、ぜひ試してみてくださいね。

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はじめまして カラスイです。 眼鏡販売の会社で働きながらブログを書いています。 日常で使える心理学を少しでも学ぶことで、対人関係で起こるほとんどのことは好転する!をテーマに「時間管理術」「子育て」「恋愛」をイージーモードにする方法を紹介しています。 眼鏡屋関係の方が役に立つnoteは下の緑ボタンより           ⬇️

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