どんなに仲の良い男女でも、夫婦になることで冷め切った関係になることは日本でよくあることです。

あんなに優しかった彼が、全然育児に参加しない上に育児ハラスメントをしてくるのか?
結論から言えば、「子供が生まれる前に育児についてきちんと決め事をしなかった」からです。
では「決め事」とはどんなことなのでしょうか?そちらを詳しく解説して行きます。
【夫婦は個人戦ではなくチーム戦だということ】
「俺の方が稼いでる」とか「私の方が家事育児してる」とかの優劣をつけだすのはそもそも間違ってる☘️
サッカーの試合で点取る人がキーパーに「何で点取らないんだよ!!」ってキレないですよね?
家庭も同じチーム戦だということを忘れないでおこうね— カラスイ@眼鏡屋×日常心理学で毎日をイージーモードに (@karasui1014) December 28, 2021
筆者紹介
- カラスイという名義で日常心理学を発信中
- 育成が趣味で出会ったメンティー 500人オーバー
- 7歳になる娘と楽しく成長中
この記事は、こんな方におすすめ
- 初めての子供が生まれる予定の女性
- 実家に頼るあてがなく出産を控えている女性
- 現在育児で限界を迎えそうな女性
この記事を最後まで読むことで、育児を夫婦で協力しながら負担を減らす方法がわかり
ネットで見るような悲惨な育児事情に自分がなることを防げます。
夫婦の関係が熱いうちにするべき「3つのマウント」について紹介しますので、
これから出産を控えている女性は必ずおさえておいてください。
⬇️すでに育児の限界を感じている方は家事代行サービスの存在を知ってくださいね。
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目次 調べたいところを選んでね
育児が初めてで何もわからなくても知っておかなければいけない現実がある
子供が生まれた瞬間から夫婦は必ずどちらかのルートに入ります。
- 彼があなたのことを好きすぎてなんでも言うことを聞いてくれる天国モード
- 育児を何もできない彼がいっちょ前にマウントを取ってくる修羅モード
あなたは今の彼を見た時に「天国モードに入る」と勘違いしていませんか?
彼は優しいから「きっと育児も協力的で楽しく子育てができるはず、、、」なんて思っている人は要注意です。
彼があなたにベタ惚れであっても、それは「今」のあなたにベタ惚れなのであって「産後のあなた」に
ベタ惚れしてくれるかどうかは絶対にわかりません。
産後は体型も変わるし価値観も環境も変わります。
となると優先順位も「彼」から「子供」に変わるので、彼にとっては「かまってもらえない環境」に変わります。
よほど子供が好きな彼であればマシですが、そんなに子供が好きでない人であれば
確実に態度は変わります。
家に帰ればおいしいご飯が用意されていて、
キレイな部屋でキレイな奥さんとかわいい子供が「おかえりなさい」と笑顔で迎えてくれる。
こんな幻想を抱いている男性は必ず一定数いて、かくゆう僕もそんな1人でした。
しかし現実は子供に全力で向き合ってがんばっている奥さんが、許容量をオーバーし
「部屋は散らかってるし身なりも適当、ご飯の用意もできていない」

こんなことは確実にあり得ることです。
そこで彼に言われる「何でできていないの?」に絶望し、協力を求めて動いてくれればまだマシですが
「仕事から帰ってきて疲れてるのに何で俺がやらないといけないんだよ」と絶望的な言葉を浴びせられ
心がすさんでいくのがよくある現実です。
色々と不安になるようなことを書いていますが、これはあくまでも「何も決め事をしていなかった場合」を
想定していますので、この記事をたまたま見つけたあなたは確実に回避することができるでしょう。
前置きが長くなりましたが、子供が生まれる前にしておくべき決め事「3つのマウント」を
解説していきますね。
育児の負担を減らすには、夫婦の関係が熱いうちに「3つのマウント」を取るべし
「3つのマウント」なんて言ったらなんだか怖いことに聞こえるかもですが、
要は夫婦間でのポイントを押さえて「自分が不利になって何も言えない状況になること」を防ぐのが目的です。
結婚する時はまだ彼も脳が恋愛中なので、要求は比較的簡単に飲ませることができるでしょう。
それでは「3つのマウント」について解説していきます。
「助けて欲しい」と言ったら無条件で助けること
初めての育児では、「このぐらいできないといけないよな」と自分に負担が大きいことも
なんとかやろうとしてしまいます。

それが積み重なった時に初めて旦那に助けを求めたら「なんで俺がしないといけないんだよ?」
みたいな絶望的なセリフを味わうことになりかねません。
男というものは、仕事で稼いでいる自分に陶酔し、自分よりお金を稼がない人を下に見る傾向があります。
これは遺伝子的に「狩りが強いものがすごい」と昔から引き継がれている情報なので、
彼が悪いわけではなく遺伝子的にしょうがないことなんです。
現代においても、なぜ働く男性の多くがそうなってしまうのか?
若い男性は、社会人になり会社で理不尽なことを課せられて成長して行きます。
それを続けているうちに、「これぐらいの理不尽が社会では当たり前なんだ」とインプットされ
「奥さんにもこれぐらいの逆境を乗り越えてほしい」と意味のわからないマインドを
おしつけてくるのです。
とはいえ、そんな遺伝子学的なことを現代の女性にあてはめられても困ると思いますので、
早めに教育しておくことが大切なのです。
歳の差がある場合はすでに彼はこんなモードになっているかもしれませんので、
早めに「困ってるって言ったら何も言わずに必ず助けてね」と釘をぶち込んでおきましょう。
ポイント
恋愛脳の効果があるうちに、ある程度要求を通しておくこと
さらに詳しい心理学テクニックはこちらの記事を参考にしてくださいね。
「子育てしない旦那」を教育し、驚くほど協力的にさせられる心理学3選を紹介!
少しでもいいので「必ずしてもらうこと」を決める
これは旦那さん自身の決め事と、子供に関する決め事です。
例えば旦那さんの決め事として、
- ご飯を食べたら洗い物をする
- 奥さんができない時は自分で簡単なご飯を作る
- ゴミの日はゴミを集めて捨てに行く
- 自分の服は自分で用意する
- 買い物を手伝う
子供との決め事として、
- 子供のおむつを変える
- 子供をお風呂に入れて服を着させる
- 子供の歯磨きをさせる
- 子供にご飯を食べさせてくれる
- たまに子供と出かけてくれる
などなどですね。
子供が産まれた後に旦那さんが自分のことを自分でできない人だと、2倍手間がかかり地獄を味わいます。

ですので、自分でできないことがあるならそれに変わる何かをさせたり(寝かしつけや外で遊ばせるなど)
少しでも育児以外に手がかかることを減らしておきましょう。
子供との決め事に関しては、なるべく子供とふれ合わせることで父性が芽生え
奥さんに尊敬の気持ちが生まれやすくなります。
「家事や育児は女が全てやるものだ!!」とか平気で言ってくるアホな旦那は見たくないでしょう?
でも一定数そんなアホな旦那は生まれます。(僕もそんな1人でした)
ですので、そうなる前に「少しでもいいのでこれはなるべくやってね」という決め事をしておき、
できたらかならず褒めてあげましょう。(これがかなり有効です)
そうすることで男は勘違いしてやる気になってくれるので、うまい具合に操作して行きましょう。
育児で心が疲れてきた時に自己回復するための方法は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
子育てにイライラしてどうすればいいかわからない時の心理学的解決策を紹介します
家事のやり方に口出しさせないこと
仕事が中途半端にできるサラリーマンによくいるのが、
「なんでずっと家にいるのにこんなに家が汚いの?」
「またおんなじご飯?」
「要領悪いんじゃない?」

さらに彼がマザコンだと要注意です。
確実に自分の親と比較して「うちのお母さんはこれぐらいやってくれるよ?甘えなんじゃないの?」
というアホなことを平気で言ってきます。(さすがに僕もそこまで言ってません笑)
そんなことを言われたら、
「じゃああなたはお義父さんのように月◯◯万円くらい稼いできてね」と言わなければいけません、、、
そんなやりとりをしてもイヤな空気を生むだけです。
そんなことになる前に、家事に関してあなたがする家事のやり方に「口出ししない」ということを
約束させましょう。
家事が苦手な女性はたくさんいるでしょうし、そもそも「女性が料理うまくないといけない」なんて決まりは
おとぎ話なわけですから、食べ物に文句を言う旦那になってしまうことを想定して、
「もしかしたら家事代行サービスを頼むことがあるかも、、」と、計算に入れて話しておくべきです。
ちなみにうちの家庭は奥さんが職場のパワハラで鬱になり休職することになったので、家事代行サービスを活用するようになりました。
週に3回家事代行をお願いしていますが、毎日ご飯を考える奥さんの負担が激減してとても気楽になったと言ってましたね。
パートナーに家事や育児の協力をお願いしても、「奥さんがやるのが仕事」みたいないいわけをしてくる場合は
家事代行サービスに使えるお金を優先しましょう。
「そんなお金の余裕ないよ、、、」と思うかもですが、その余裕を生み出してくれないのは誰でしょうか?
稼ぎが十分あって育児と自分の時間に費やすことができていれば、こんな悩みは出ないはずですから。
家事代行は単発での利用も可能です。
まず一度だけでもお試しで利用してみて、価値がないと思えば利用しなければいいですし、
お金以上の価値(自分の時間)が得られると思えたなら定期的に利用すればいいのです。
登録は簡単なので3分でできます。
⬇️どこの家事代行サービスがいいのかわからないと思いますので、
大手で信頼性のある家事代行サービスを3社比較した記事がありますので
参考にしてみてください。
「2022年最新版」家事代行サービス3社を比較!あなたに最適なサービスはこれだ!
ポイント
もしかしたら家事がきちんとできないこともあるから、
その時は家事代行サービスとか宅食サービスを使ってもいいかな?などをあらかじめ相談しておくこと。
金銭的にむずかしいなら宅食でも十分おいしかったので、利用してみるのもありですよ。
ご自宅で一流料亭監修の美味しい冷凍惣菜【etsu Calorie Balance Club】
育児に協力しない男は必ず浮気する
ちょっと余談ですが、男の生存本能とかはどうでもいいんですけど、男が浮気する理由ってわかりますか?

若い女性が好きなのは本能的なものですが、実際のところは
「めんどくさくない女性」とワイワイきゃっきゃしたいからです。
ところがうちに帰ったら、やれ子供をみてくれだ、やれ子供を寝かしつけてくれだと言われ、
あんなに好きだったあなたが育児に追われ見た目に気を使えなくなってきたとしたら
「キレイに着飾っている何もめんどくさくない女性がいいなぁ」とすぐに思います。
「あなたの見た目」が大好きで付き合っていたとしたらそれは顕著に現れます。
よくテレビで円満な夫婦を見かけると、「奥さんの努力すげーな」と思いますし、
旦那さんはそんな奥さんが好きだから育児にも協力的なんだろうなと思います。
ジャンポケ夫妻は近藤さんがご主人の手綱をしっかり繋いでいるのが、
見え隠れしますよね。
ところが実際の家庭は、女性が当時のままスタイルを維持することは難しいですし
見た目に気を使うよりも優先順位の上位が子供になります。
男性の求める奥さん像とここでギャップが生まれるんですよね、、、
結婚して子供が生まれるまでが1番の教育期間
旦那さんを1番教育できる期間は子供が生まれるまでです。
超重要ですが、ここを適当にしてしまうことであなたが天国モードに入れるか、
修羅モードに突入するかが分かれます。

子育てが始まってから旦那さんに協力のお願いをしても、「俺の稼ぎで家が支えられている」ことを理由に
なかなか要求を受け入れてもらえません。
どんなに今は優しい彼でも、子供が生まれた瞬間から確実に何かが変わります。
その「何か」は目になかなか見えないのでわからないのですが、
それが良い方向なのか悪い方向なのかはあなたが「限界だ!!」と思って助けを求める時まで
わかりません。
そんな怖いギャンブルをあなたにはしてほしくないので、
ぜひとも大好きな彼と生まれてくる子供と幸せな人生を送って欲しいと思います。
今回紹介した3つのマウントを参考にしていただいて、他にも約束事の追加をしておくのもいいでしょう。
- 毎朝かならずあいさつはする
- ありがとうを自然に言い合える
- ケンカしても次の日まで引きずらない
などなどですね。
実際に育児が始まって、「約束したけど、こんなこととは思わなかった」と言われてもいいように
紙や動画などに残しておくことをおすすめします。
あわてる夫に「こうするんだよ」という育児説明書を作り、少しずつでも育児に対して参加させることで
奥さんだけに負担がかかることを防ぐことができます。
ポイント
育児開始前に約束していなかったことが起きても、あらかじめ要求をいくつか通しておけば
そのつど相談して対応してもらいやすくなります。
育児の負担を減らすには、夫婦の関係が熱いうちに「3つのマウント」を取るべし まとめ
誰しも初めての結婚、出産で舞い上がってしまい恋愛の延長線上で彼との未来を想像してしまいます。
もちろんうまくいくパターンもあるでしょうが、データ上圧倒的に離婚率が高いというのは
そういうことなんです。
ですが今回最後まで読んでいただいたあなたは、もうするべきことがわかったんではないでしょうか?
「鉄は熱いうちに打て!!」というように、あなたが育児でなるべく負担を減らし、
ご主人と子供が笑い合いながら過ごせる時間を作れることを願っています。
⬇️今回のまとめです。
- 助けて欲しいと言ったら無条件で助けること
- 少しでもいいので必ずしてもらうことを決めること
- 家事に口出ししないこと
これらを約束させておきましょう!!
今回は初めて育児を始める夫婦に必要な決め事「3つのマウント」について解説しました。
子育てに追われて心が疲れている時に、旦那さんから「心ない言葉」を言われて心が折れてしまわないように
あらかじめ約束して記録に残しておくことが超重要です。
これから育児でがんばっていこうと考えるお母さんの負担を少しでも減らすことができれば幸いです。
⬇️「もしも」が起きる前に家事代行サービスを活用するのは、あなたの毎日に心の余裕を生み出せる方法です。
家族の時間にゆとりを持つための自己投資にお使いください。