みなさんは自分より立場が上の人からお説教をされた時に、
つい口答えをしてしまいさらに怒られた経験はないでしょうか?
僕はあります笑。

誰しも自分の自尊心を守るために、
怒られた時はついつい『いいわけ』をしてしまうものですよね。
ただし、ひたすらマウントを取られ続けたり罵声などを浴び続けてしまうと心がやられてしまうので、
今回はお説教をされた時の心の持ち方と、それに対抗する『言い返す技術』について紹介していきます。
まず結論から言うと、パワハラ発言に対して対抗する1番の方法は、
「叱られた発言があなたの心を傷つける発言の場合、言い分は認めるがなぜそのような言い方をしたのか?」を聞き返すことです。
筆者紹介
- カラスイという名前で活動中
- 心理学を日常に取り入れ人生をイージーに変換する
- 7歳の娘と楽しく成長中
この記事は、こんな方におすすめ
- 上司が正論の刃を振りかざしてくる
- 上司が自分は完璧だと思っている
- 自己主張することがダメな風潮の中で働いている
パワハラする人は、基本的に小さなコミュニティの中で「自分より弱い」と思った人にしか
行動してきません。
コミュニティの外に出してしまえば、ただの弱いものいじめをする心の弱い人です。
パワハラ上司の洗脳に近い「常識」の押しつけに対する結論としては、
『それはあなたの主観ですよね?』と思うことにあります。
この記事を最後まで読むことで、嫌味な上司の発言に対する心の防御策がわかるようになり、
どのように対抗すれば自分の心を守ることができるか?を解説します。
どこにでも嫌味な上司は存在しますが、自分だけが心を痛める必要などはどこにもないのです。
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目次 調べたいところを選んでね
パワハラ上司に対して「言い返す技術」を知っておくとストレスを減らせる
パワハラと育成教育の境目は当事者たちでは判断が難しいので、
「自分の心がやられそうだな、、、」と思った発言に対することをここではパワハラとします。
ところが残念なことに、コミュニティには自分の権威を示したがる古株が必ずいます。
そんな人と出会った時は、自分と関わらない距離まで物理的に離れるのが得策です。
とはいえ、同じ部署で直属の上司にそんな人がいた場合どうしても距離を置くことがむずかしいことがありますよね。
もしそんな状況に自分がなった時、パワハラ上司を黙らせる「言い返す技術」を活用していきましょう。


パワハラに対して言い返す技術とは、簡単なようで難しいです。
極論方法だけでいえば、パワハラと思われる発言や行動を録音して日付と記録してから
「あなたのその発言で心が痛んでしまいましたので、会社に報告します」
といえば終わりです。


パワハラ上司は、普段から小刻みな嫌がらせや発言があるはずです。
パワハラマウンティングってやつですが、それは次の項目で詳しく解説しますね。
まずはパワハラマウンティング対する言い返す技術を身につけて様子をうかがい、
その後どうしていこうか対策をねっていきましょう。
パワハラマウンティングとは?
「マウンティング」の意味は、
「自分のほうが優位であることをアピールすること」をいいます。
マウンティングをする人って、自分のことを凄い人間だと思っています。
だから他人のことを見下しがちですし、
いつも偉そうで自分の価値観を押し付けるような物の言い方をするのが特徴的です。
人間なので他人と自分に優劣をつけてしまうのは、
遺伝子上ある意味仕方のないことかもしれませんが、それを相手に伝えてしまうのは心が未熟な証拠です。
例えば、
「知らなかったです」と言ったことに対して
「え、こんなの常識だよ?何年働いてんの」とか言います。

素直に「知らなかった」と言っただけなのに、ムダに気分を悪くさせますよね。
知らなかったのであれば、「次からこうするんだよ」で本来は終わりです。
マウンティングをする人は、基本的に相手の意見には否定から入ります。
⬇️人の性格スタイルに関して詳しくはソーシャルスタイルで解説していますのでこちらを参考にしてみてください。
マウンティングを取るタイプの人はいつでも自分の価値観が正しいと思い込み、
自分以外の価値観を受け入れることができませんしむしろ他人の話なんてどうでもいいのです。
自分と異なる意見に対して、素直に肯定することがまずありません。
「マウンティング」をする人の心理として、
まず「承認欲求が強い」ということが考えられられます。
「承認欲求」とは、「他人に認められたいと思う気持ち」のことです。
「承認欲求」は、大きくわけて
「自己承認欲求」と「他者承認欲求」と二つあり、
マウンティング上司の場合はおおかた「他者承認欲求」にあたります。
承認欲求があるからこそ周りの注目をいつでも浴びていたいと感じていて、
「すごいと思われたい」という衝動で、マウンティングをしてしまうのです。
しかし実のところマウンティングをする人は、本当は自分に自信がないということが多いです。
ナルシストみたいな感じですかね?
ポイント
自分に自信がないからこそ、相手に自分のダメな部分を隠したいという心情から
マウンティングをするような発言をしてしまう
他者に「すごいね!!」と言われることで、
少しでも優越感を味わいたいという心情の表れだと言えます。
ですので、他者を蹴落としてでも自分を優位に見せようとしてくる傾向があるので対策が必要となります。
パワハラしてくる会社は理不尽を正当化する
これは全てではないと思いますが、
大多数の会社は賃金を払っているという理由でいくらでも理不尽な要求を社員に求め、
それが「出来てあたりまえスタンス」でこられます。
仮に理不尽な要求をクリアしたとしても、
「賃金を払っているのだからあたりまえ」という理由で
「トントン」なので大して褒められることもないでしょう。
これがほとんどの会社であり、残念ながら今の社会なのです。
厳しいことを言ってしまうと、そんな会社を選んでしまったのは「自分」であり、
会社は逆に「なぜ言うことを聞かんのだ」としか考えません。
「会社の方針を変えてやる」とか、「上司を消し去りたい」とか、
後から入ってきた「自分」にそんな権利は元々ないんですよね。
会社の方針が合わなければ転職するか起業するかしかないですので、
なんとかその場の環境でうまくやり過ごさないといけないのが現状だと思います。
もし仮に会社でのポジションを取ろうとするのであれば、
再現率は低いですが僕がやった方法があります。
(ハードルはめちゃ高いですけど)
組織でのポジションを取る方法
1つ目は、組織の中であなたがいないと絶対に困る仕事をすること。
あなたしか作れない商品であったりアイディアを会社に提供して、イヤな上司の上を行くことです。
仕事の成果を上司にも利益が出るようにすると上司は何も言わなくなってきます。
2つ目は、会社の利益をめちゃくちゃ生産する行動をとること。
例えばあなたがインフルエンサーになって、
会社の宣伝をめちゃくちゃしてあげる。みたいなことですね。
どちらもオリジナリティと個性の力が圧倒的に必要なので、
正直これが出来るならその会社にいなくてもいいと思います。
あくまでその会社と商品のことが大好きで、
なんとかしたいと思っている人のみ実践してみてくださいね。
注意したいことは、最終的に会社は「あなたがいなくても絶対に回る」と頭に置いておくこと。
パワハラ上司にお説教された時はこう言い返す
さて、それでは実践編に入ります。
まずお説教する立場からの視点を知ることにありますが、
「みんな自分と同じ考えを持っているはずだ」と思っていることが多いのです。
もちろん合っていることも多いと思いますが、それがその環境に合っているかとは別です。
全員が全員それが正しいとはわかっているけど、それだけが正しいなんてみんな思っていないですし、
出来る範囲もみんなちがうのだから無理強いさせることは組織としては逆効果です。
人それぞれ得意不得意があるので、それをカバーしあえる配置をするのが管理者としての力です。
ですので、ここで1番言いたい考え方は、
ポイント
っていうことです。
長い間、同じ環境にいる人たちは
「上司には何言ってもムダだから、、、」と諦めた思考停止状態なので意味ないですが、
あなたがその環境に違和感を感じて、異動や転職する準備をしているのなら心を守るためにこの思考は必要です。
ぶっちゃけ最終的に、相手を呆れさせたら「勝ち」なんですよね。
ただし、仕事を放棄するような行動は自分の価値を下げてしまいますので
最低限の仕事分量をリサーチして、平均点くらいを取るイメージで働くと何も言われなくなります。
パワハラ上司の言い分は認めて、言い方には言い返す
説教をしていると、している側はマウントを取って気持ちよくなってしまい
ついつい言いすぎてしまうことがあります。
そんな時はすかさずこう反論しましょう。
「言い分はわかりました申し訳ありません。ですが、なぜそんな言い方をされたのですか?、、」
とぶちかまします。
これを言われた上司は「ドキ」っとするはずです。
これを言われてもまだ罵声を浴びせられる人は完全にパワハラなので即通報しましょう。
これは小技なのですが、相手がたたみかけて説教をしてきた時にわざとペンを落としたりして会話を遮りましょう。
言葉を遮られたら話すテンポが崩れるので意図的に話にくくする方法がこれです。
やりすぎるとバレるので、ここぞという話を切りたいタイミングで物を落としましょう。
パワハラ上司の理不尽な罵声にはそのまま言い返す
これはあんまりないかもしれませんが、理不尽な罵声として
「おまえは使えないな」とか「みんなあなたのことをそう思っているよ」などをもし言われた場合は、
「おまえは使えない、、ですか、、、」
「みんなそう思っている、、ですか」
と返してあげます。
これはクレーマーと対峙している時にも有効な方法ですね。
あなたはこういうことを言ったんですよ?って言うのを聞かせる為です。
クレーマーの場合おそらく怒るでしょうが、
明らかな罵声を浴びせる輩にはこれでわからせましょう。
話がずれましたが、
いじめとかと同じで相手は言葉の刃を自分に向けられて始めて罪悪感を感じます。
こちらだけが真面目に受け取ってしまっては相手のストレス発散になるだけですので、
いつでも「言い返すぞ」という気持ちを持っているだけで心はダメージを受けにくくできるものなのです。
パワハラ上司には上手に質問をすると好意をもたれる
少し高度なテクニックですが、
指摘されたことを知らなかった場合は素直に「教えてください」とカウンターを返すと、
相手は嫌な気がせず好意的に思うことが心理学的にあります。
⬇️嫌いな上司に聞くのはイヤなのは百も承知ですが、今の環境で生存するための手段として活用できる時はしてみましょう。
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マウンティングタイプの上司はこの「教えてください」に弱いので、
関係がそれほど悪くない時に先手を打てると効果は大きいですよ。
パワハラされたからといって、全てを「負け」と認めないこと
指摘する側は無意識に相手の反応を見てマウントを取りたがる傾向にあります。
ですので、おろおろと動揺している姿を見せないように演技をすれば
指摘する側は無意識に「つまらない」と感じるはずです。
指摘されたことに関しては小さな部分として一部を認めて、
それ以外はインタビュアーのように(これは自分に言っているのではない)思いながら
冷静を装い聞いて、その後に先程書いた「質問」のカウンターで返しましょう。
そうすることで、全てを否定されたと心が勘違いするのを軽減することができます。
パワハラ上司と口論しても何も生まれない
ぶっちゃけ口論で勝つための方法は手数の多さです。
ひたすらに理論武装で数の攻撃をした者が勝ちます。
しかし勝ったから何だというのでしょうか?そこには焼け野原があるだけです。
うるさい上司の性格は変わりませんし、会社も方針を変えることはないでしょう。
ではどうするか?
「人に期待しないこと」です。
期待をするから疲れるのです。
人には人の属性があります。
実際は説教する側も、言い返されたりしたらへこむものです。
⬇️ただ立場上言わないといけないという使命から言ってきているので、こちらも「言い返す術」を身につけておくことで心の防衛をしましょう。
パワハラ上司との付き合い方は?知っているだけでも心が楽になる方法『5選』
パワハラ上司に対して「言い返す技術とは?」心の護身術を身につけよう まとめ
今回は「言い返す技術」について考察してきましたが、
しかし、実際に「言い返す」なんてなかなか勇気がいるのでむずかしいですよね、、
これらの技術は、あくまで心を守る護身術のように思っていただければ幸いです。
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大事なことは、
- 『全てを否定されたと思わないこと』
- 『質問する勇気を持つこと』
- 『それはあなたの主観でしょ?』
と考えられるようにして自分の心を守ること。
⬇️言い返す最強の言葉
「今回の失敗については申し訳ないと思います。ですが、なぜそのような言い方をされるのでしょうか?」
この言葉で言い返した後も叱責してくるようであれば録音して会社の上部に報告すればその上司はおしまいです。
今あなたがいる環境がどうしても変えることのできない状態で、
心を痛めてしまうのであれば逃げ出すことは間違いではありません。
仕事なんていくらでもありますし、働き方なんて今の時代いくらでもあります。
小さな価値観の中でのルールによってあなたの人格が否定されてしまうような場所は、
あなたが住める池ではないので「泳げたいやきくん」のように乗り換えていきましょう。
今まで耐えてきた心の強さがあれば、あなたの輝ける場所がきっとみつかるはずですので。
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